エンドミル

加工学

機械加工の基礎:エンドミル加工

エンドミル加工は、エンドミルと呼ばれる、外周と底面の双方に切れ刃を持つ棒状の回転工具を用いて、工作物を削り出すフライス加工の一種です。その最大の特徴は、工具の側面と底面の両方を切削に利用できる、極めて高い汎用性にあります。この特性により、単純な平面や溝の加工はもちろん、金型のような複雑な三次元形状に至るまで、ありとあらゆる形状を創り出すことが可能です。エンドミル加工は、コンピュータ数値制御装置(CNC)を備えたマシニングセンタの登場と共に飛躍的に発展し、現代の機械加工、特に金型製作や試作品加工、航空機部品加工において、最も中心的で不可欠な技術となっています。
加工学

機械加工の基礎:フライス加工

フライス加工は、フライスと呼ばれる複数の切れ刃を持つ回転工具を用いて、固定された工作物を削り出す機械加工法です。工作物が回転する旋盤加工とは対照的に、フライス加工では工具が回転するのが最大の特徴です。
機械材料

機械材料の基礎:高速度工具鋼(ハイス)

高速度工具鋼(こうそくどこうぐこう、High-Speed Tool Steel、HSS)は、工具鋼の中でも特に切削工具に用いられることを主目的として開発された特殊な合金鋼です。日本では一般的に「ハイス」という略称で広く知られています。その名前が示す通り、開発当時の他の工具鋼(主に炭素工具鋼)と比較して、格段に「高速」での切削加工を可能にしたことが最大の特徴です。
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