モーター

機械要素

機械要素の基礎:サーボモーター

サーボモーターは、指示された位置、速度、そしてトルクへと、対象物を極めて正確に、かつ高速に追従させるための電動アクチュエータです。サーボという言葉は、ラテン語のServus(奴隷)に由来し、主人の命令に忠実に従うという意味を持っています。この名の通り、コントローラからの指令に対して、遅れやオーバーシュートを最小限に抑えながら動作することが、このモーターの工学的な本質です。産業用ロボットのアームが正確な軌跡を描き、工作機械がミクロン単位で金属を削り出し、電子部品の実装機が目にも止まらぬ速さでチップを配置できるのは、すべてこのサーボモーターの高度な制御性能によるものです。この解説では、サーボモーターがいかにしてその精密な動きを実現しているのか、そのシステム構成、制御理論、そして種類と特性について工学的に詳説します。
機械要素

機械要素の基礎:平行軸式減速機

平行軸式減速機は、電動モーターなどの原動機から入力される高速・低トルクの回転を、歯車の組み合わせによって低速・高トルクの回転に変換して出力するための、機械装置です。その名の通り、入力軸と出力軸が互いに平行に配置されているのが最大の特徴であり、数ある減速機の形式の中で、最も構造がシンプルで、広く普及しています。
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