複合材料

機械材料

機械材料の基礎:クラッド鋼

クラッド鋼は、二種類以上の異なる金属材料を、その表面で強固に冶金的に接合させ、一体化した複合鋼板です。その名称は「覆われた」という意味の"clad"に由来します。この材料の工学的な本質は、単一の金属では両立が難しい複数の特性を、適材適所の原理で組み合わせることによって実現する点にあります。最も一般的な構成は、安価で高い構造強度を持つ母材(ベースメタル)としての炭素鋼や低合金鋼の片面または両面に、耐食性、耐熱性、耐摩高性といった特殊な機能を持つ、高価な合わせ材(クラッドメタル)としてのステンレス鋼、ニッケル合金、チタン、銅合金などを、薄い層として張り合わせたものです。
機械材料

機械材料の基礎:サーメット

サーメットは、その名称が示す通り、セラミックスとメタルの二つの単語を組み合わせて作られた複合材料です。その工学的な本質は、セラミックスが持つ、極めて高い硬度、耐摩耗性、耐熱性といった長所と、金属が持つ、破壊に対する抵抗力、すなわち高い靭性という長所を、一つの材料の中に両立させることにあります。
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