コラム

機械材料の基礎:鋳鉄

鋳鉄は、鉄を主成分とし、炭素を多く含む鉄-炭素系の合金です。炭素量がこれより少ない鉄合金である「鋼(はがね、Steel)」とは明確に区別されます。鋳鉄には炭素の他に、ケイ素が通常1~3%程度、さらにマンガン、リン、硫黄などが不純物または合金元素として含まれます。その名の通り、鋳鉄の最大の利点は「鋳造」に適していることです。鋼に比べて融点が低く(約1150℃~1250℃)、溶けた状態での流動性が良いため、複雑な形状の製品でも型に流し込むことで比較的容易に製造できます。この優れた「鋳造性」により、古くから様々な製品の製造に用いられてきました。
コラム

表面処理の基礎:黒染め処理

黒染め処理は、主に鉄鋼材料の表面に、化学的な方法で黒色の四三酸化鉄の皮膜を生成させる化成処理の一種です。「アルカリ黒染め」「四三酸化鉄皮膜処理」などとも呼ばれます。塗装やめっきとは異なり、素材自体を化学反応させて皮膜を形成するため、素材と皮膜の密着性が非常に高いのが特徴です。
材料力学

機械材料の基礎:鉄鋼

機械材料として鉄鋼は非常に広範に使用されている材料です。資源量が豊富で精錬しやすく強靭であり加工も容易なため広く利用され、機械産業において非常に重要な位置を占めています。そのため生産量が非常に多く全世界の金属材料生産の約90%は鉄鋼の生産になっています。
スポンサーリンク