配管

機械要素

流体機器の基礎:ルブリケータ

ルブリケータは空気圧システムにおいて、乾燥した高圧の圧縮空気にオイルミストを混入させ、配管を通じて下流にあるエアシリンダやエアモータといった作動機器へと潤滑油を送り届ける給油装置です。コンプレッサから吐出された空気は、システムに組み込まれたフィルタやドライヤによって水分やゴミを取り除かれ、レギュレータによって圧力を一定に保たれます。この乾燥した空気は、そのままでは金属同士が高速で擦れ合うアクチュエータ内部の摩擦を増大させ、焼き付きや異常摩耗を引き起こします。ルブリケータは、高圧空気の中に油を霧状に分散させ、空気圧システムの末端まで潤滑材を補給する機能があります。
既編

機械要素の基礎:ヘルール(フェルール)継手

ヘルール継手は配管同士を確実に接続し、同時に高い内部清浄性を提供する配管接手です。一般にサニタリー継手とも呼ばれます。化学プラントなどで用いられるボルト締めのフランジや、一般的な水道管に用いられるねじ込み継手とは異なり、ヘルール継手は流体の滞留部を極力排除した設計になっています。この特性から配管内部での雑菌の繁殖や微小粒子の滞留が重大な影響を及ぼす食品、飲料、バイオ医薬品、そして半導体製造プロセスの液体搬送において採用されています。構造は非常にシンプルであり、配管の端部に溶接された円盤状のツバを持つ一対のヘルール、その二つのツバの間に挟み込まれる専用のガスケット、そしてそれらを外側から包み込んで締め付けるクランプバンドという三つの要素で構成されます。
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