機械要素 流体機器の基礎:ルブリケータ
ルブリケータは空気圧システムにおいて、乾燥した高圧の圧縮空気にオイルミストを混入させ、配管を通じて下流にあるエアシリンダやエアモータといった作動機器へと潤滑油を送り届ける給油装置です。コンプレッサから吐出された空気は、システムに組み込まれたフィルタやドライヤによって水分やゴミを取り除かれ、レギュレータによって圧力を一定に保たれます。この乾燥した空気は、そのままでは金属同士が高速で擦れ合うアクチュエータ内部の摩擦を増大させ、焼き付きや異常摩耗を引き起こします。ルブリケータは、高圧空気の中に油を霧状に分散させ、空気圧システムの末端まで潤滑材を補給する機能があります。