圧縮空気

機械要素

流体機器の基礎:ルブリケータ

ルブリケータは空気圧システムにおいて、乾燥した高圧の圧縮空気にオイルミストを混入させ、配管を通じて下流にあるエアシリンダやエアモータといった作動機器へと潤滑油を送り届ける給油装置です。コンプレッサから吐出された空気は、システムに組み込まれたフィルタやドライヤによって水分やゴミを取り除かれ、レギュレータによって圧力を一定に保たれます。この乾燥した空気は、そのままでは金属同士が高速で擦れ合うアクチュエータ内部の摩擦を増大させ、焼き付きや異常摩耗を引き起こします。ルブリケータは、高圧空気の中に油を霧状に分散させ、空気圧システムの末端まで潤滑材を補給する機能があります。
機械要素

機械要素の基礎:エアモータ

エアモータは、コンプレッサによって生成された圧縮空気の持つ流体エネルギーを、回転運動エネルギーへと変換する駆動装置です。現代において、電動モータや油圧モータと並ぶ重要な動力源として位置づけられています。電気を使用しないという特徴から、過酷な環境や特殊な要求仕様において、他の駆動方式では代替不可能な優位性を持ちます。
機械要素

機械要素の基礎:エアシリンダ

エアシリンダは、圧縮空気の持つエネルギーを、ピストンの往復運動という直線的な力に変換するための機械要素です。空気圧シリンダあるいは空圧シリンダとも呼ばれ、その単純な構造、高速な動作、そして制御の容易さから、工場の自動化設備における最も代表的なアクチュエータとして、ありとあらゆる場面で活躍しています。製品を「押す」「引く」「持ち上げる」「掴む」といった、自動機の基本的な動作のほとんどが、このエアシリンダによって生み出されています。それはまさに、自動化装置の「筋肉」に相当する存在です。
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