清水建設は10月23日、水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)が資源エネルギー庁と連携して進める「水素1%調達宣言」活動に参画すると発表した。自社のイノベーション拠点「温故創新の森 NOVARE」で使う建物電力の1%を、水素エネルギー由来の電力でまかなう。
「水素1%調達宣言」は、会員企業が水素や水素を利用したサービスを従来より1%以上追加で調達・利用することを宣言し、新たな水素需要を生み出す取り組みだ。
建物附帯型の水素エネルギー利用システムを活用
NOVAREでは、産業技術総合研究所と共同開発した建物附帯型水素エネルギー利用システム「Hydro Q-BiC」を2023年9月の開設当初から運用している。再生可能エネルギーから水素をつくる水電解装置、水素を安全に貯蔵する水素吸蔵合金タンク、水素から電力と熱を取り出す燃料電池で構成し、太陽光発電の余剰電力でつくるオンサイト水素と、外部から運び込むオフサイト水素を利用している。
オフサイト水素は、2024年7月から山梨県米倉山の製造サイトで製造されたグリーン水素を調達。2026年1月からは、産業廃棄物発電でつくられたCO2フリーの「サーキュラー水素」も追加で調達している。

オフサイト水素を年7,500Nm³に拡大
NOVAREの2025年度の水素使用量は8,850Nm³で、このうち外部から調達したオフサイト水素は5,297Nm³だった。今後はオフサイト水素の年間調達量を7,500Nm³に増やし、NOVAREの電力源に占める水素の割合を1%以上に高める。
同社は今後もNOVAREでの水素利用を拡大するとともに、顧客施設へのHydro Q-BiCの導入提案に力を入れ、水素社会の実現に貢献するとしている。
出典:清水建設ニュースリリース(2026年10月23日) https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2026/2026047.html



コメント