国交省は令和8年9月8日、街路樹点検技術の有効性等の検証に向けた提案の募集を開始した。応募対象は民間企業、大学、研究機関等(共同提案可)としている。
国交省は今年3月に街路樹点検・診断の効率化・重点化の考え方を示し、倒木・落枝等による交通障害や事故をできる限り未然に防止することを目的とし、点検の実施を促進するためのガイドラインを作成・発表している。街路樹の倒木は年間平均約5200本発生しており、倒木等に起因する事故は年間200件程度確認されている。現状、近接目視を原則とする定期巡回が人手不足などの原因で約6割の道路管理者において未実施になっている。
今回の募集では、東京国道事務所管内の道路空間をフィールドとして提供する。また東京国道事務所が保有する街路樹台帳データも提供される。街路樹の状態を効率的に把握し、異状が疑われる樹木や詳細な点検・診断を優先的に実施すべき樹木を抽出する技術の有効性等の検証に向けた提案を募集する。
応募を求める技術は以下の5点
・画像、映像等による街路樹の状態把握・異状候補の抽出
・AI等による異状候補、詳細点検候補の抽出、点検優先度の把握
・点群、計測機器等による樹木の形状、傾斜等の把握
・衛星、航空データ等による広域的な状態把握
・樹種判定、位置情報取得、電子台帳化、GIS化、点検記録の自動作成・更新
応募期限は令和8年9月29日までとなっている。
国交省報道発表資料:https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_002140.html



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