西湘バイパスでETC時間帯別料金の社会実験 全国2例目 国交省

インフラ道路

国土交通省道路局と中日本高速道路(NEXCO中日本)は10月30日、神奈川県の西湘バイパス(E84)石橋料金所出口(熱海・湯河原方面)で、土日・祝日の混雑緩和を目的としたETC時間帯別料金の社会実験を11月28日から実施すると発表した。東京湾アクアラインに続き、全国で2例目となる。NEXCO中日本にとっては初めての実施となる。

背景

高速道路では、特定の時間帯や区間への交通集中による慢性的な渋滞が課題となっている。2021年8月の国土幹線道路部会の中間答申では、特定の時間帯や経路で料金の割引・割り増しを本格導入すべきと提言された。

西湘バイパスでは、土日・祝日の特定の時間帯に交通が集中し、一部区間で激しい混雑が発生している。新たに設けた「西湘バイパス交通円滑化対策検討会」(座長:関東地方整備局横浜国道事務所長)で料金施策を議論し、今回の社会実験につなげた。

混雑する午前は210円、早朝は110円

土日・祝日に石橋料金所出口を通過する時刻に応じて料金を変える。混雑する7時~11時59分は210円、0時~6時59分は110円、12時~23時59分は150円とする。

通過時刻(土日・祝日)適用料金
0:00~6:59110円
7:00~11:59(混雑時間帯)210円
12:00~23:59150円
  • 実施期間:2026年11月28日(土)~2027年11月28日(日)の土日・祝日(振替休日を含む)
  • 対象箇所:西湘バイパス 石橋料金所出口(熱海・湯河原方面)
  • 対象車両:ETC無線通信で通過する軽自動車等と普通車(現金車、中型車・大型車・特大車は対象外)

石橋料金所の入口や国府津IC、橘本線料金所では適用されない。休日割引や深夜割引など他のETC割引とは重複して適用されず、休日割引の対象となる走行ではETC時間帯別料金が優先される。深夜割引や障害者割引、二輪車定率割引の対象となる走行では、割引額が最も大きいものが適用される。交通状況に応じて、実施期間中に要件を変更する場合がある。

出典:国土交通省報道発表資料(2026年10月30日) https://www.mlit.go.jp/report/press/content/002029034.pdf

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